家庭でしかできない子どもの個性を伸ばす教育
算数や国語などの教科は、規格化された教育として学校が得意ですが、それぞれの個性を伸ばす勉強の動機付けだったり、教科以外の読書経験だったり、美術館やコンサートに連れて行って本物を見せたりといった個別的な教育はしてくれません。ですから、家庭では苦手なことばかり注目するよりも、好きなことや得意なことに注目するようにしましょう。音楽でもスポーツでも何でもいいので、子どもが興味を持ったことを応援することが家庭でできる教育となります。義務感から努力してもその後燃え尽きてしまいやる気は長続きしません。長期的に成功する人は、知的好奇心の強くて内なる興味から勉強する人です。例えば、小学生に小学生用の本を与えるという発想では規格的な考えと同じになってしまうので、興味があることなら、子どもに大人向けの本やマニアックな専門書を与えるのもおすすめです。方法は子どもによって違いますが、勉強するといろいろなことが分かって面白いとどれだけ上手に伝えられるかが大切です。